カルシファーといえば、ジブリの名作「ハウルの動く城」に欠かせないかわいらしいキャラクターですよね。カルシファーの英語での表記はCalciferです。
今回はカルシファーの名前の意味や、カルシファーとはどんな生き物なのか?ハウルとの関係についてなどを解説します。
英語表記のCalciferには複数の意味が込められている
カルシファーは火を使う悪魔というキャラクターで登場します。
カルシファーの名前の由来・語源は「熱量」を表すcal(calorie)
「悪魔」を表すluciferを合わせたものと推測されています。
カルシファーは火の悪魔としてハウルの城を動かし続けていますが、物語が進むにつれて
カルシファーの正体が明らかになります。
カルシファーの正体は星
カルシファーはもともと星の子で、流れ星として落ちてしまえば輝きを失い死んでしまう存在でした。
しかし、子どものハウルと出会い、ハウルが降ってきたカルシファーを助け、死なないようにと自分の心臓とカルシファーの命を共有する契約を結んだことから、カルシファーは生きながらえることができたのです。
映画のソフィが昔のハウルの姿を目撃する場面で、ハウルが手の平に乗せているものがカルシファーです。
ハウルとカルシファーは契約を結んだことにより、どちらかが死ねば二人とも死んでしまうという運命を背負うこととなります。
物語の後半では、ソフィがもつ命を吹き込む力により、ハウルとカルシファーは契約を終わらせ、それぞれの人生を歩むことができる自由の身となります。
カルシファーの声優は元芸人の我修院達也
カルシファーの声優は、元お笑い芸人、我修院達也(がしゅういん たつや)さんです。
元お笑い芸人といっても、我修院達也さんは6歳のころから子役で活躍するベテランの俳優さんです。
母親が女優だった影響から、子役をはじめ映画「私は貝になりたい」などの映画に出演、その後演歌歌手としてデビューしますが、郷ひろみさんの物まねをきっかけにお笑い芸人としてバラエティ番組にも出演していました。
吹き替え声優やナレーション、声の仕事も幅広くこなしているマルチな才能の持ち主です。
ジブリ作品「千と千尋の神隠し」のアオガエルをつとめたのも我修院達也さんです。
「千を出せ!」のセリフがとても有名ですよね。
まとめ
・カルシファーの英語表記は、熱量と悪魔を意味する英語を掛け合わせた造語のCalcifer
・カルシファーの正体は星
・ハウルとカルシファーは心臓を共有する命を共にする関係
・カルシファーの声優は我修院達也さん
カルシファーはとってもかわいいのでいろいろなグッズも販売されています。
ハウルの動く城でファンになった方はぜひチェックしてみてください!