衣料品チェーン大手しまむらが運営する子供服ブランド「バースデイ」は、リーズナブルな価格で、デザイン性が高い服を種類豊富に取り揃えており、子どもやママに大人気ですよね。
特に、バースデイがブランドや企業とコラボをする、コラボ商品はオンライン発売すると、5分を待たずに完売するほどの人気ぶり。
しかし、その裏には転売ヤーが横行する実態があります。今回は、転売ヤーの実態について、対処法についてお伝えします。
ディズニーコラボは買えない人がいる裏で転売ヤーが大量発生!
バースデイとディズニーのコラボ商品が、2024/9/25 水 に発売されました。
ディズニーとコラボしたカラフルなトレーナーや、ハロウィーンが近いということもあり、ディズニーキャラクターの、プリンセスやプリンスになれる衣装などが大人気。特に、男の子がプリンスになれる衣装はあまり他で販売されていないため、注目を集めました。
値段もさすがバースデイ、こだわりのデザインの洋服が3000円ほどとリーズナブルです。発売前から、ママたちは子供たちに着せたい!と発売を楽しみに待っていました。
当日オンラインストアでは、発売直後、画面が固まったり何度やってもエラーメッセージが出たりするなどの障害がおきました。エラーが解消されるころには全部売り切れで虚しい思いをした人もたくさんいたはずです。
オンラインストアより、発売日に店舗にかいに行った人の方が購入できる可能性が比較的高いです。
しかし、この日は多いところでは50人を超える人が開店待ちをしており、開店前から並んだのに目的の商品が購入できなかった人もいました。店内はかなりの争奪戦だったようです。
購入できず、悔しい思いをした人がいる一方で、大手フリマサイトメルカリでは、売り切れたはずの商品が新品未使用の状態で出品されています。
値段は定価の約3000円を大きく上回る、5000円や中には7000円で出品されているものも。
このような悪質な転売は、今回に限ったことではなく、人気の商品が発売されるたびに繰り返されている悲劇です。
どんな人が転売してる?
メルカリのページを見ていると、混乱の中で慌ててオンラインで購入してしまい、
多く買いすぎて ”商品の値段+送料” の値段で出品しているという人もいました。
一方、高額転売をしている人の商品ページでは、同じ商品や、同時期に発売した別の種類の商品が多く、意図的に商品を買い、転売していることがわかります。
いろいろな人がいますが、中には、中古の子供服やおもちゃを出品している人も多くいました。家庭を持つパパやママが、転売でお金を稼いでいる場合もあるようです。
企業側の規制は難しい
企業側が規制をする場合、1人あたりまたは1家族あたりの個数制限による規制が考えられます。
そうなってしまうと、兄弟、姉妹用にお揃いで複数買いたい、友達に頼まれている分も買いたいなどの購入者の希望を叶えられなくなってしまうこともあります。
度重なる転売ヤーの横行で、なんとかしてよ!と言いたくなるところですが、企業側も頭を悩ませているのです。
転売を撲滅するには買わない選択を
転売を防ぐには、転売された商品を買わないことが大切です。転売は子供服のみならずさまざまな種類のもので行われていますが、いまだ撲滅には至りません。
転売ヤーは、自分には不必要なものを複数購入し、高額転売します。購入者がいなければ、不必要な在庫が残るだけで赤字です。
多めに払うことになっても買いたい!という気持ちをグッと堪えることが、定価で商品を購入し、ほしい人の手に商品が届くことにつながっていきます。
まとめ
バースデイでのコラボ商品は、需要が高い分転売ヤーに狙われやすいです。子供を育てるママやパパが転売をしていることもあり、企業側での規制は難しいと考えられます。
転売を防ぐには、転売ヤーから買わない選択をすることが大切です。